
抽象的な言葉ほど、その人の経験と結びついている
「幸せな家庭」と聞いて、どんな情景を思い浮かべますか?
言葉には、その人の経験や考え方が密接に結びついているため、抽象的な言葉ほど、人によって思い浮かべることが変わってきます。
赤・青・黄色とか、ミカンやリンゴといった具体的な言葉なら、誤解の余地はほとんどありませんが、「いい」とか「悪い」とか「しあわせ」といった「漠然とした言葉」になると、その人が見聞きしてきた経験や記憶がモノを言うんです。知らないものは思い浮かべようがないですからね。
だから「うん、うん、そうだね」とうなずきながら、実は全く違うことを考えていた……なんていうことが 起こります。
円滑なコミュニケーションの前提として、まずはこの「言葉は記憶と結びついている」ことを知っておいてください。
同じ言葉でも、理解の仕方は人それぞれ⁈
加えて、その人の性格によって、言葉のとらえ方が大きく変わってしまうことにも注意が必要です。
たとえば、ほめられるときに
「さすが あなたですね。こんなやり方は初めて見ました。本当に勉強になります」
と言われて、「うん、うん、そうだろう」と自尊心を高める人(自己実現を重視するタイプ)もいれば
「本当にありがとうございました。おかげで、みんなが喜んでいます」
と言われて、心の底から うれしくなる人(仲間意識を重視するタイプ)もいます。
逆のほめ方をされても、あんまりうれしくはないんです。
ところが、このような「性格による考え方や受け止め方の違い」「コミュニケーションのすれ違い」を学校や会社では教えてくれませんから、みんなが「自分の好みや理解の仕方」だけで(相手が自分とは違う受け止め方をするかもしれないとは知らずに)言葉を発してしまい……相手の気分を損なったり、誤解されたり、反発されたりすることが よく起こるわけです。
そこで、当講座では「性格による考え方&受け止め方の違い」を体系的に理解していただき、どのように伝えたらいいのかを実践的に学んでいただきます。また、心理学に裏打ちされた、本当に効果的で 印象的な(お相手が 一発であなたを気に入る)「ほめ方」も身に付けていただきます。
これらを理解すれば、ご夫婦やご家族はもちろん、仕事仲間やボランティア活動など、初めて出会う人々と協力して何かにあたるときにも、円滑な人間関係を築くことができるようになります。
腹が立ったり、がっかりしたり、自信を失ったりすることもなくなりますから……チームを率いている人や、職場の人間関係に悩んでいる人、人間関係の問題で転職を繰り返している人にも、絶対にオススメの講座です。
企業広告が 私たちを誘導する方法(大衆心理操作の基本)
せっかくの機会ですから、現代企業が「広告」などを通じて消費者(私たち)と どのようにコミュニケーションを行い、売り上げを伸ばそうとしているのかも、お伝えしておきたいと思います。
これは「大衆心理操作の基本」と言い換えることができます。その詳細を知っておけば、大きな岐路に立ったときに、だまされずに(不都合なほうに誘導されずに)すみます。
情報社会、洗脳社会になってしまった今だからこそ「必須の知識」と言えましょう。
*2025年11月下旬 公開予定
*テキスト、音声ファイルの2部構成を予定
*ストンと腑に落ちて、その日からすぐに使える「リアルセミナー」の開催も検討中
子供のころに親から負った「心の傷」がキッカケで、思春期から心理学や脳科学に傾倒。あるセラピストとの出会いで、すべてを体系的に理解でき、実践的なノウハウにまとめあげることができました。このノウハウを実践して10年以上。ますます磨きを掛けた最新版をお伝えします。マスコミに携わって30年の経験を踏まえて、大衆心理操作の基本も解説します。(当講座の講師談)
人によって受け止め方が違う! その仕組みを知ってこそ…

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