
孫たちの世代に 何を残しておいたら いいのでしょうか?
それは おそらく、コンクリートや電気製品に囲まれ、お金のために時間やルールにしばられ、ことあるごとに比較され、愛情もなく作られた食べ物をいただく生活ではないはずです。
そんな考えを巡らせているときに出会ったのが、シベリアの森を舞台にした『アナスタシア』の物語でした。
植物や動物や自然に寄り添い、愛と調和と感謝にあふれた暮らし。
祖父母から伝えられた知恵を、我が子と共に磨き上げ、後世に継いでいく営み。
それらが 通称「一族の土地」で繰り広げられます。
実はこれ、日本の伝統的な里山文化と通じるところがあるのでは?
というわけで 私たちは「醸玄流 一族の土地」と題して、リアルな日本版アナスタシア物語を紡ぐことにしました。
食べ物もエネルギーも自給自足し、夫婦も親子も隣人も仲良しで、大地や天空とつながり合う暮らし。
まずは岡山で、その第一歩を踏み出します。
アナスタシア ~ロシアの響きわたる杉~ とは?
★監修者ご自身が『アナスタシア』シリーズを解説されています(11分)
★監修者・岩砂 晶子さんが インタビューに答えています(前編 / 17分54秒)
★監修者・岩砂 晶子さんが インタビューに答えています(後編 / 17分11秒)
★わたしたち『醸氣玄』が好きな アナスタシアのアドバイス(朗読 / 36分41秒)
★『アナスタシア』を読むなら、まずは この1冊 から…
アナスタシア・シリーズ 全10巻(約3,000ページ)を最初から最後まで通して読むには、けっこうな時間がかかります。
そこでオススメしたいのは、大事なエッセンスが程よく網羅されている 8巻-2 新しい文明(下)を「最初の一冊」として手に取ることです。
まずはこれを読んで、その内容に衝撃を受けたら……残る9巻のタイトルを見て、いちばん興味深い(もっと深く知りたい)テーマを、じっくりと読み進めていくと、どんどん理解が深まっていくと思います。
ちなみに1~3巻は、4巻以降と翻訳者が違うために、文章の趣がやや硬め⁈ その意味では、4~9巻を読み終えた後に、1~3巻を読み進めると、アナスタシアの世界観をいっそう深く理解できるでしょう。
【参考】生涯を通じて何度でも読み返したくなり、そのたびに新たな発見があるのがアナスタシア・シリーズです。孫子の代まで継いでいくという意味でも、電子書籍版ではなく、「紙の書籍」を手元に置いておくことをオススメします。
里山文化を融合した 日本らしい ❝一族の土地❞ を 岡山から…


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